米国司教たち、国境でミサ―15年間で6000人の移住者が死亡

4月2日 (Agenzia Fides) :「このミサは、(米とメキシコの国境が真ん中を通る町)ノガレスの国境壁の近くで亡くなったただけでも6000人に上る移住者と、1100万人の移住許可証なき人々、および両親が蒸発した30000人の孤児たちのためのミサです。この近くの砂漠では、合衆国への入国を試みた400体の男女と子どもの遺体が発見されました」。この荒々しい表現は、ボストン大司教S·P・オマリー枢機卿(OFM)が4月1日のミサの中で表明したものである。同枢機卿と8人の司教たちはアリゾナ州ノガレスの砂漠を歩いて祈りながら、米入国を試みる「痛々しい旅路」で死亡した数千もの中米移民を思い起こした。枢機卿オマリーの説教は、米国が移民の国であったこと、彼らの祖先の犠牲が「米国の成功の秘訣だった」ことを強調している。 米国司教たち、国境でミサ―15年間で6000人の移住者が死亡 の続きを読む

教皇と米オバマ大統領――信教の自由、生命問題、移民について会合

3月27日 (CNS) : 教皇フランシスコは3月27日にバチカンで、就任以来初めてオバマ米大統領を迎え入れた。議論はカトリック教会とホワイトハウスとが緊張関係にある諸分野に渡った。バチカンの声明によると50分間の会議の中で両首脳は、「信教の自由、生命、良心的兵役拒否および移民制度改革の問題における権利行使といった米国教会に特に関連のある問題」を議論した。President-Obama-Pope-Francis23

教皇、ルワンダ司教へ「和解の道具となるように」

Pope meets Rwandan Bishops4月3日 (Vatican Radio) : 教皇フランシスコは4月3日、教皇庁定例訪問で来たルワンダ司教たちを迎えた。バチカンでの謁見講話で教皇は、同国の大虐殺とその20年を振り返った。94年4月6日に始まった3ヶ月の大暴乱で少なくとも80万のルワンダ人が殺害されている。教皇は宗教、民族、政治的所属を問わず、すべての犠牲者と遺族および全ルワンダ人のために祈りをささげ、さらに癒しと和解へ向けて粘り強く身を投じる司教たちを激励した。教皇は、「福音的価値のなかで子どもや若者がとくに神のみことばに親しみを抱くよう養成することは、教会の義務なのです。みことばは彼らの道しるべとなるのです」と語った。

20th anniversary of the 1994 genocide in Kigali, Rwanda
commemoration of the 20th anniversary of the 1994 genocide on Monday in Kigali, Rwanda

ヘイトスピーチの不安、中央アフリカで

4月5日(Vatican Radio) : 中央アフリカ共和国内の反政府組織Selekaに味方するチャド政府は、中央アフリカから軍の撤退を決定した。アフリカ和平解決策の一部になるはずだったものが、この1週間でチャド軍の手により死者30名と負傷者300名が出るという結末に終わった後で、この決定は行なわれた。

中央アフリカに関する国際調査委員会のベルナール·ムナ理事は、国内のヘイトスピーチ(憎悪表現)問題を指摘し、次のように述べた。「気づいたのは、いっそうひどいことに、暴力が続いていることです。毎日人が殺されています。私が気づいた2つ目のことは、憎悪の言葉の拡大です。[…]他の宗教や民族の人々を誹謗中傷し、名前をつけ、同胞の民に対して祖国に相応しくない、よそへ行けと言うとき、これは常に大量虐殺の始まりなのです」。

新大久保駅
ヘイトスピーチは中央アフリカ共和国だけの問題ではありません。