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イエズス会の養成

イエズスの伴侶への道

一人の若者が司祭として叙階され、人々への奉仕のために働き出すまでにはかなりの年月を要する。創立者イグナチオとその同志たちは、自分たちのささやかな会を「イエズスの伴侶」と呼んでいた。この「イエズスの伴侶」としてのイエズス会の特質は、修練期に始まり第3修練に終わる長い養成の日々の中で少しずつ受肉されていく。以下、イエズス会の養成の諸段階を説明したい。

修練期 2年
この期間は世間から一時離れ、修練院の中で自分を見つめ、深く知るための時間を過ごす。生活の中心は何より祈りであり、イエズス会の歴史、イグナチオの霊性を学び、30日間の霊操という過程を経て、主イエスとの親しさを培っていく。こうして神の呼びかけを深く確認し、初誓願を立てる。

哲学期 2~3年
修練期で、イエズス会士としての人格の基盤がつくられた後は、それを相応しく人々への奉仕に役立てる術を学ぶ。この期間は「知恵への愛」と呼ばれる哲学、同時に語学等に集中し、考察力、体験を深める能力、他者へ伝える能力等を養う。

中間期 1~2年
イエズス会の学校などで過ごし、実際に使徒職に生きる現場の先輩会員と共に生活する中で、イエズス会の活動を実体験する。修練期、哲学期に培っものが試される期間であると同時に、現場で人々に関わり、仕えていくという豊かな体験である。

神学期 4年
司祭への準備の最終段階。自分自身にとって確固たる信念となったイエスとその福音が神学の知識によって裏打ちされる期間である。

第3修練 司祭叙階後
養成の締めくくりとして、叙階後、約8ヶ月間の第3修練を行う。改めてイエズス会について学び、30日間の霊操を行い、現場で人々に奉仕をする中で、養成中に得た学識、体験が十全に統合されていく。

 

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